最後の債権者集会

数日前に最後の債権者集会が開かれて、私の初めての会社は消滅して個人破産の免責も決定しました。

破産申立から、ここまでは一年の月日が流れていおります。
あんなに辛かった倒産鬱状態から一転。清々しい気持ちに、、、

には、、なってない笑。
と、言うのも債権者の方がに多大ご迷惑をかけてしまい、無念な気持ちで胸が苦しいです。
色々な方がいると思います。
破産してスッキリした人、残念に思う人、スッキリを通り越して開き直っちゃう人。
私は、『スッキリしたー』っていうマインドになると思っていたのですが、違いました。

『あ、せめて個人債権者には私個人から返済したいな』

という思いが沸々とわいてきました。
個人債権者の皆さんには、直接的に返済することができる可能性を模索していきたいと思います。これは法的な義務ではないし、すぐに実現できることではありませんが、私の中で湧き上がる感謝と責任感に応えるための第一歩です。
破産の過程を通じて、私自身が学んだことは多くあります。お金の管理、リスクの見極め、人との信頼関係の大切さ。そして何より、自分自身の限界や失敗を受け入れ、それを未来への原動力に変えることの意味です。とにかく動かないと見えてこないものがあります。何より、ビジネスパーソンとしての嗅覚、お作法などなど。

目次

1. 新しい価値の創造


自分の経験を活かし、社会に対して価値を提供できる新しい事業を立ち上げます。特に、元経営者に向けての事業を模索しており、私自身が学び、成長し続けることができるような。

2. 債権者への感謝を行動で示す


債権者の方々に対する感謝を何らかの形で示す努力をしていきます。たとえば、直接的な返済を実現するための計画や、社会貢献活動への参加を通じて恩返しする方法を考えています。

3. 再挑戦のロールモデルになる

私の経験を共有することで、同じような状況にいる人々に希望やヒントを提供できればと思っています。「失敗は終わりではない」というメッセージを伝えたい。

人生の中で最も辛い時期のひとつを乗り越えた今、私は新たな責任を胸に抱いています。それは、ただ過去の出来事から逃げるのではなく、過去を受け入れ、そこから未来を創ることです。

私が行動を起こすことで、少しでも多くの人に「あのとき迷惑をかけたけれど、今はあの人も頑張っている」と思ってもらえるような姿勢を見せていきたいと思います。

これが、私にできる唯一の「償い」かもしれません。そして、この思いを胸に、今日もまた新たな一歩を踏み出していきます。

ひさはち

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この記事を書いた人

40代男性 波瀾万丈な人生の前半を過ごした男。

20代で1回目の起業し17年間売上5億円以上の会社を経営してきましたが、円安により負債額3億円で経営破綻。 一旦は就職も考えましたが、自己破産申請中に再起業。現在は中小企業向けの財務コンサルティングをしつつ、新たなビジネスチャレンジをしています。これまでの波瀾万丈な経験を活かし、アントレプレナーとして頑張っています。
10年前に離婚し、別の女性と5年の内縁関係を過ごすも破局。
その後今の妻と再婚。自称2勝1敗一引分け。別居中の子供が2人
現在は自己破産しても一緒にいてくれる、優しく厳しい看護師の妻と愛犬と共に、破産者にしてはわりと充実した生活を送っています。
趣味はルアーフィッシング。最近はビッグベイトシーバスにどハマりしてます。あとは海外旅行。
特技は海外ドラマで覚えた英会話。

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